“グリーンハウス”は、大正8年に、F.L.ライトとともに来日し、そのまま日本に残って、日本の戦前・戦後の建築を先導した、アントニン・レーモンドの異色の作品で、意匠的には日本の昭和初期の建築を代表するものの1つです。
1932年(昭和7年)に、藤沢カントリー倶楽部のクラブハウスとして建築されました。現在は県が所有し、食堂として使われております。
当時建てられた24のクラブハウスのうち、現存するものは、このグリーンハウスのみとなっています。
■SPORTS COMMUNITYスポーツは、身体の鍛錬や技能の習熟だけを目的とする活動ではなく、スポーツ活動を通じて様々な人々との交流を深めるという文化的活動の側面や、身体や頭脳を使うことで健康を維持し、生活の質を豊かにする福祉的な側面を大きく持っています。
文化芸術創造活動は、日常生活を新たな視点で見つめなおすきっかけを提供し、それにより生活に変化をもたらし、生活の質を豊かにする潜在性のある活動です。
スポーツ文化や文化芸術創造活動を中心とした様々な活動がグリーンハウスにおいて常に行われ、いつでも参加でき、交流が生まれる、新しい活動が提案される…そういった活動の積み重ねが生活を豊かにし、交流を通じて地域コミュニティを育むことになるでしょう。
スポーツ文化、文化芸術創造活動、そして地域コミュニティを、相乗的に育む拠点としてグリーンハウスを保全再生し、建築物や周辺環境のもつ魅力を守り育ててゆきます。

神奈川県の相模湾沿岸地域には、明治から戦前にかけて政治家、財界人、文化人などの別荘が各地に集積し、その豊かな建築と庭園は美しい景観とともに住文化の拠点として湘南のイメージを形成してきました。
私たちは、こうした相模湾沿岸地域に現存する別荘等の歴史的建造物と庭園(総称して“邸園”という)が核となって形成された地域の豊かな住環境や景観を後世に継承し、湘南地域をつなぐ美しいまちづくり、人と人との交流を育むまちづくりを推進することを目的に活動を行っています。
邸園文化調査団