グリーンハウス二階食堂を埋め尽くすほどの方々に来場いただき、
上川さんの講演会が開催されました。
総合司会は水沼淑子先生。
エレガントな司会をしてくださいましたvv
一時間のビデオ上映のあと、上川さんがご登場。
一時間に渡り、DVDの映像も交えて、
上川さんがFIFAワールドカップの審判として“elected”されるまで、
また、されてからの上川さんと副審の広島さんとの心のやり取りなど、
非常に熱く、でもスマートに、お話してくださいました。
“フェイスコントロール”の重要性については、きいていた皆さんも納得。
ご本人によると、意識的に、というよりも、
選手と真正面から向き合い、お互いが信頼しあって対応していると、
自然と状況にあった表情がでるそうです。
フェイスコントロールを身に着けてから、
審判としての試合運びがさらに上達されたようです。
子どもたちも熱い視線を送ってました。
運動後のスポーツマンも多数訪れられてました。
右上はイングランド代表キャプテンのDavid Beckhamとの、試合前のやり取り。
映像の中には、ドイツ代表のシュナイダー選手とのやり取りが
フューチャーされてました。
最初はやや険悪な雰囲気でしたが、
審判として毅然とした態度をとり、やがてシュナイダー選手も心を入れ替え、
試合後には自ら上川さんのもとに近寄り、話を交わされてました。
上川さんがお持ちの絵は、
前神奈川県サッカー協会会長の鈴木さんが描かれた
グリーンハウスの絵です。
ちなみに鈴木さんのホームページでは、エッセイとともに、
鈴木さんが描かれた絵を見ることができます。
講演会後の懇親会では、
1960年の高校選抜の合宿、そして1961年のデッドマール・クラマー
(通称クラさん)の時の日本代表合宿に参加されていた
メンバーにもご出席いただき、
当時の思い出話を聞かせていただきました。
現在の食堂の中央にあった暖炉が外されたのは、
サッカー合宿の後で、ここをトレーニング・ルームに使うため
だったというお話も初耳でした。
YUYA SEKI